ホテル名 | 目黒エンペラー |
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住所 | 東京都目黒区下目黒2-1-6 |
投稿者 | ルーリー9nine |
投稿日 | 2017年04月08日 |
■利用回数 初めて | |
■今回利用した部屋番号 702号室 | |
■今回の利用時間と料金 平日12~16時8964円(税込)>月~木・日・祝日前日サービスタイム2部12~22時適用 | |
■部屋のおしゃれさ ☆5 … すごく綺麗でおしゃれ!オススメ! | |
■部屋の広さ ☆4 … 2人でちょっとした運動もできるくらいの広さ | |
■浴室の大きさ ☆3 … 2人で入れるくらいの広さかな | |
■(価格も含めた)総合満足度 ☆4 … 今後も、たまに利用しようと思う | |
■このホテルの良いところ(特筆すべき設備・備品など) 【ホテルまで】 70年代後半に思春期~青春期を過ごした向きには特別な響きのホテルであろう『あの目黒エンペラー』へ!四十年近い歳月を経て、ついに!人生初の入室を果たしましたってばさ! ま、個人的な思い入れはともかくとして、目黒川のほとりに建つ古城、かの目黒雅〇園を指呼の間に見る当該ホテルは、言わずとしれた老舗の高級ラブホ。 当日は目黒駅から行人坂を下り、目黒川の両側の桜を眺めながら橋を渡り、上流方向対岸の右手にそびえる当該店まで徒歩で行くルート。お花見名所だけに、桜の並ぶ川縁側の歩道は人出でごった返しているので、人の少ない、車道を挟んだ向かい側とはいえ、ホテルに入るのにはちょっと度胸と決断が必要だった。普段はひとけはあまり無く静かな入口前なのだが、今の時季に限っては車で地下駐車場から入る来店をお勧めする。 【部屋に入るまで】 明るく豪華な白亜の造りのエントランス。左側の壁のタッチパネルで部屋を選び、腰の高さの位置でレシートを受け取る。32室を16面の表示でカバーするが、もちろんのひと部屋ずつ選ぶ事はできる。空室はほぼ正午にも拘わらず半分近い10数室。ただ、目当ての露天風呂1室、メゾネットタイプ2室は埋まっていたので、私にはどの部屋でも同じ(しかし多少値段に差はある)。共同利用者に選んでもらった。 右手の二基のエレベータで直行すれば、二つの部屋のルームナンバーが点灯していた。地下駐車場から上がってきたカップルも同じ最上階の部屋を選んだらしい。非常口の位置を確認してから入室する。部屋を左に出た先にある非常口は、少し廊下が屈折していて、見えずらい。角を曲がるような訳ではなく一本道なので迷いはしないが、ラブホらしい薄暗さはあるので、ちょっぴり不安ではあった(ラブホでは分かりやすい部類だが…) 【室内概要】 玄関に高級感は特には無いが、ラブホにしてはまずまずの広さ。正面突き当たりには精算機。右手の上がり口からは廊下が居間兼ベッドルームまで一直線に延びる。上がり口からベッドルームまで間接照明も右側に一直線に延び、柔らかな光を部屋全体に広げる。 居間/ベッドルームは手前に二人掛けソファ。大理石調の小テーブル、マッサージチェア、ベッドと並ぶ。ベッドは左手に頭側が寄せられている。右手には大画面テレビと高さのある置き台がベッド・ソファどちらからも見える位置に据えられている。それぞれ家具周囲の空き空間も適度に広く、家具間を動きやすい距離。部屋自体はそれほど広くはないが、バランスが良いために、狭さ、不便さを感じない。 ベッド直上の照明のシャンデリアは、案外明かりが少ない。上がり口からベッドの対面まで一直線の間接照明、予想に反して小さなシャンデリアの他には、クラシックなシェードに囲われた卓上ライト…あくまでも部屋全体を柔らかい光でやんわりと包む方針らしい。 廊下は上がり口の幅で居室まで延び、広くもなければ狭くもなく、照明の無い左側の壁は、浴室、サウナ室、トイレの裏側にあたる。 ベッドの頭側の手前には冷蔵庫や有料飲食物ストッカー、茶器やお茶類の引き出しを納めた収納テーブル。テーブル上にはティファールのポットが置かれ、外壁寄りにはマルチタイプの充電端末が埋め込まれている。 さらにテーブルの左手延長線上には洗面台がつながっている。広くて素晴らしい!洗面台の広さはちょっと広めな程度だが、連結により実に広くて使い勝手は抜群に良い。 洗面回りの用具類、アメニティは8000円以上のクラスとしては普通だろうか。(ひとつ未使用アメニティの中にちょっと高級な品もあったらしく、普段はホテルのそういう物は持ち帰らない共同利用者が土産にしたのだが、詳しくは分からない) 居室のソファの背中からはトイレ→風呂場の順。両者の間にサウナの小部屋が挟まっている。 トイレ利用が無かったので使用加減は不明だが、普通の広さに普通のウォシュレットだったように見えた。 サウナも未使用。 風呂場は一見普通の広さに見えるが、入ってみると小柄なカップルである今回は浴槽の幅が狭く感じる程度。ただ、浴槽の蛇口の無い側の上には机並みの平たいスペースがあり、小道具を持ち込むのに、重宝しそうだ。ひと工夫で浴室内のプレイもなにか出来るかもしれないと思う。 ブロワー機能は正常に働くし、お湯が溢れた場合の誘導路が浴槽本体部外側にあるのは感心した。ただ、床の排水処理能力はいまひとつで、溢れたお湯で床が『第2浴槽状態(笑)』になっていた。 なお、浴室テレビは無い。 【その他】 全体に動線の短さは使い勝手がよく、『調度と調度の隙間』が調度よい。キツキツでなく、ダラダラと間延びしていない。 おだやかなベージュがかったピンク(写真ではかなりの『どピンク』に映っているが、そんなにピンクピンクしていない)主体のトーン、壁の絵画などは、成金的な豪華さではなく、大人の落ち着きを呼ぶ。シャンデリア周辺の天井がくりぬいて高く、天井だけでなく部屋全体が広く感じられる。シャンデリアが大きくない事で照明の最大は大きくないので、煌々と照らしたい私には不満がないでもないが、あくまで落ち着いた雰囲気を演出したいホテル側の意図も理解できる。 洗面鏡の右にある扉は、開けてビックリ、窓があった。しかも眼下には目黒川が走り、斜め向こうには目黒〇叙園の広大なビル、川の両岸には満開の桜が連なっている。つまり、『ここで花見ができる』じゃん! 窓から判明した部屋の位置は、五反田方向に向く南側の外壁添いだったということだ。 え、どうして用もない扉を開けたのかって? 共同利用者も私と同様にタバコが苦手なので、残り香を逃がす必要から窓を常に確認する習慣があるのだ。私も共同利用者と窓から外を眺めるのが好きなので、両者とも窓の有無と位置はホテルの重要事項なんである。皆さんはホテルで窓を開けないの? たまたまなのか、来室時の初期設定なのか、BGMはクラシックが静かに流れていた。なお、壁のスピーカーはBOSE。 【感想】 前々から思っていた『桜の季節には目黒エンペラーへ花見かたがたの利用』がかない、嬉しい今回だった。ただ、満室も考えられたので、その場合の保険が『目黒川を歩きながら五反田まで歩き、ホワイトボックスのどピンクの部屋を利用する』プラン。空いているのが意外だった、花見真っ盛りの晴れて暖かい平日お昼の目黒エンペラー。 部屋は豪華さよりも調和のとれた落ち着きがあった事もまた意外だった。来年の花見もまた…と思ったのは本当です。 【ご注意】 当サイトホテル掲載ページ内容は実際とのズレが少々あるので、計画的な利用なら必ずオフィシャルHPの『案内』で料金確認をしたほうが良い。違いはよくよく見ると微妙で複雑なので、一言では説明しずらい。 しかし、現地で決める場合は…部屋パネルをタッチした際に印字されるプリントにその部屋のプラン全ての料金が記載されている…最初から時間の尺を決めなくてもよいし、『大雑把に言うと』休憩は短時間でも2時間設定が1000円割引なくらいで、3時間でもフリータイムでも価格は変わらないようだ。 休憩6264~13824円税込み 宿泊10584~21384円税込み 曜日による時間帯設定をオーバーして延長料金がかからないように注意するは必要。 詳細はここで説明しても分かりにくいものになるので、オフィシャルを見た方がよい。料金の直しを通報したいが、手間がかかり過ぎるので、当サイト画面よりオフィシャルを見た方が早いと述べるに留める(^_^;) ※※※※※※※※※※※※※※※※※※ | |
■このホテルの改善して欲しいところ ・浴槽が狭い。小柄なカップルだった今回は幅が多少窮屈な程度だったが、平均以上の体格では余裕があまり無い…例えばタンデムで並び、相手に手を回すような形など。 ・持ち込み冷蔵庫が無い。最低クラスならまだしも、この店ではエコノミークラスにせよ、休憩8~9000円の部屋なのだ。有料品冷蔵庫の下段の小さなスペースでは、弁当は入らない。まぁ、食事は豊富なオーダーから注文しろという事なのかもしれないが、だとしたら融通が効かないなぁ。 | |
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