手を引かれて階段を登り、2階へ。
やはり、階段や廊下も全体的に年季が入っている。
部屋の広さは普通で、ベッドのある空間が若干狭く、浴場は広めだった。
まずは、お互いにベッドに腰をかけて、雑談を始める。
すると、大阪のおばちゃんのノリでマシンガントークが炸裂した。
いつもなら、相手を褒める努力をするのだが、今日はどうしてもそういう気分になれなかった。テンションが至って低めで、笑顔もほとんど作れない。
しかし、こちらのテンションの低さにはお構いなしに彼女のマシンガントークは続く。
こちらから進んで事を始める気にもならなかったため、まずは聞き役に徹することにした。
自分が可愛いと言…
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