タイトル | 【2018→2023】宮崎の風俗は変わったのか? 地方風俗再生の動きを見る |
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投稿者 | nognog |
投稿日 | 2023年01月19日 |
『【2018→2023】宮崎の風俗は変わったのか? 地方風俗再生の動きを見る』 ヒューイさんから「昔のコラムの答え合わせをやってみてはどうですか?」とアドバイスを頂きました。これまで書きためたコラムの中から今回は2018年のコラム『宮崎の風俗は変わるのか? 地方風俗再生の動きを見る』を元に、2023年の宮崎市の風俗がどう変わったか追いかけてみましょう。 [宮崎市の特徴] 宮崎市は宮崎県の県庁所在地であり、県内最大の約40万人の人口を抱えています。繁華街の橘通の西側、「ニシタチ」と呼ばれる西橘通にソープやヘルスがあります。 地元客はそれほど多くなく、プロ野球のキャンプ期間に年間売り上げの多くを上げているのが特徴です。選手だけでなく球団関係者・記者・ファンなど多くの人が宮崎に来ますから全国から出稼ぎの子を集めてお店を回しています。一方それ以外の時期は地元の子と少しの出稼ぎの子で地元客や出張・観光客を相手に細々と営業している状態でした。 特需を除けば典型的な地方風俗の現状を見ることができるのが宮崎市だと思われます。 [2018年はどうだったか] コラムを書いた当時の宮崎市の風俗事情は以下の通りでした。 ソープ(5軒) 店年齢30代後半以上のベテランばかり 箱ヘル(10軒) 30代が中心で「30代で学園系」とか半ばコンセプトを無視した状態 デリ(約100軒) 20代もいるようだが地元零細店が中心で多くは1日の出勤数が5名以下 典型的な地方都市のお店事情になっています。それでもキャンプの特需があるため安泰だったのです。ところが少子化や広域での出稼ぎの取り合いに巻き込まれて人が集まらなくなっています。新人が入店しないので在籍の平均年齢は上がる一方、1日の出勤数も減って寂しくなっています。このままでは将来キャンプの特需に応えられなくなるかも知れない状態でした。 このような中で関西に本拠のあるソープのグループが長期休業中の店舗に入居し出稼ぎを送り込んで進出、台風の目になりました。 [2023年のソープはどう変わったか] ・4軒に減ったものの県外勢の一騎打ちに変化 ・NS頼みのカジュアルソープが主流に それではソープから見てみましょう。関西から進出したグループは入れ替わりがあったものの現在も営業を続けています。宮崎だけでなく秋田や新潟などでも営業を続けており、地方に活路を見いだしたのでしょう。 加えて福岡が本拠のグループも進出しました。「全員NS」が売りのカジュアルソープで、中洲・熊本・別府に次いでの進出です。主に九州内から出稼ぎを送り込んでいるようです。もちろん宮崎でもNSで売っており、対抗する形で関西のグループもNS可の出稼ぎを揃えてNS込み60分2.5万円前後の攻防を繰り広げています。 一方で従来から営業を続けている2軒はこの新規組に対抗できず、昔ながらの商売を続けています。恐らくはキャンプ時期やGWなどにあぶれたお客を拾うつもりなのでしょう。 この通り若い出稼ぎを送り込み、NSをさせるカジュアルソープ2軒の一騎打ちに変わりました。 [2023年のヘルスはどう変わったか?] ・変われずに取り残されたヘルス 10軒あった箱ヘルは8軒に減りました。しかも看板の子がアラサ-だったり、20代ながらウエストが70cm台や80cm台の子、40代の子などが在籍しており2018年当時と変わっていません。 これでは取り残されるのは当たり前ですよね。 [2023年のデリはどう変わったか?] ・お店の数が2/3に激減 ・鹿児島勢は失速したか 約100軒あったデリヘルは2/3ほどに減ってしまいました。言うまでもなく新型コロナウイルスの影響で、悪質店や1日の出勤数が5名に満たない零細店の経営が成り立たなくなったためと考えられます。 このうち地元のデリが2軒、ソープと同系列が1軒、九州のデリヘルグループ(四国や沖縄にも進出)が1軒の計4軒が主力になっています。競争が激しいためかいずれも60分1.2万円前後で競り合っています。 一方でこれまで存在感を出していた鹿児島からの進出組はこれらに押されています。宮崎は大分や熊本からより鹿児島の方が行き来しやすいところですし、鹿児島は2大グループがデリをがっちり押さえているために、鹿児島で3番手4番手のグループが活路を見いだすために宮崎に進出していました。本拠地でも勝てないグループでは宮崎でも勝てないのでしょうね。また鹿児島の60分1.4万円横並びに比べると宮崎は1.2万円と安いために利益が薄いことも理由と思われます。 [宮崎の風俗は再生されたのか?] ヘルスについては変わることができずじり貧になっていますが、ソープとデリは店舗数こそ減ったものの県外勢の進出で再生され活性化されたように思われます。 もちろん出稼ぎに頼らなければ商売が成り立ちませんし、ソープについてはNSで稼ぐしかないのが実情です。これは同じ規模の地方都市と共通で、新潟もNSが広まっていますし、秋田もNSが進出しています。NSに頼るしかないのかなぁというのが正直な感想です。 いかがでしたでしょうか。宮崎を通して地方風俗の現状をご理解頂ければと思います。 | |
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