タイトル | 昔話を聞いておくれよ(オキニとの出会いから別れダイジェスト) |
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投稿者 | 頭文字TK |
投稿日 | 2020年02月19日 |
『昔話を聞いておくれよ(オキニとの出会いから別れダイジェスト)』 いつか、小説のようにあれこれ書くのも良いかもしれないけれど、昨夜の昇進を昔の思い出で慰めようかと…… 10年以上前の話である。 オキニとプライベートで連絡を取るようになった今のところ唯一の女性の話である。 過去の話にしてるくらいなので、すでに交流はない。 まだ20代でようやく業界での足場が固まってきた頃だった。 結婚直前で彼女は居たが、それでも男と言う生き物は愛する存在を欲する馬鹿な生き物である。 素人に手を出したら、それは浮気だろう。 しかし、性的な接触は商売上のみ。 セフレなどを作って開放的になるよりもよほど綺麗なもんだと言うのは男のエゴなのだろうか? 〇の某店(結果的に個人的に連絡するようになっていて、それは店のルール破りですので店の名前は絶対出しませんが、現存ですしオキニ以外も入ったけれどとっても満足出来た最優良店です♪ 最近はそもそも〇に行かなくなって、行っても飲みに行くだけになってしまいました) その店に行ってみようと心に決めて、HPの出勤一覧の中で妙に惹かれた女性。飛び込みだったのに縁あって店先で指名が出来た。 マジパネは正直なところあった。 まぁ無い方が珍しいんで、そんなことはどうでもいい。 しかし、実際に会った彼女の方が美麗度が減って、とても心が落ち着いた。 そんなんだから、人気あるのかな?なんて思ったら、背中に広がる刺青。 「刺青、嫌い? 嫌がる人は嫌がっちゃうんだよね。 嫌いだったらゴメンね」 風俗業の中でもヌキ系以上は、言うならば『普通ではない仕事』である。 そこに本当に清楚でなんの障害も無く順調に生きてきた人間は居ないだろう。 だが、僕はそう言うところに人間味の深さがあると思うし、共感できる部分が多い。 なので性の捌け口にさせて頂きながらも、それ以外の『何か』を求めて風俗を楽しもうとしてしまう。 だけれど、当時はまだ若すぎた。 連絡先をねだってしまった。 そして……何度目かに教えて貰った。 それから連絡を取るようになり、時に愚痴を聞いたり、金と時間が出来たら家に遊びに行くようにお店に通うようになった。 俺は遅漏タイプである。 昨夜も時間ぎりぎりだった。 ヌケないこともある。 そして彼女が相手でもヌケないこともあった。 跳びぬけた技術があるわけではなかった。 でも、いくつも傷を抱えてまっすぐ立ちあがっている彼女は色々な意味で美しかったし、仲良くしてくれていることに心が満足した。 思えば、これほどキスが好きになったのか彼女の影響だったかもしれない。 後ろから抱き締め、そのままキスをする。 まるでドラマのようなキスをしている自分に酔っていたかもしれない。 昨夜外れた!と嘆いていたのだが、技術で言ったらそれほど変わらない。 なのに、過去最上のオキニとなった女性と、次は無いなとなった女性。 きっと相性なのだろう。 だから昨夜についても金を払ったことに後悔はしない。 ただ、相性として色々な人生経験が噛み合わなかったのだろう。 去年のオキニまでの間に何人もオキニは居た。 みんな、幸せになってて欲しい。 連絡が取れないからこそ、強く願う…… P・S そんなんだから、お相手は20代後半(お店年齢で)とかに挑戦することが多いです(笑) | |