女神昇天（５）２（⑩３桁の待機者リスト） - moonlightの風俗コラム ｜口コミ風俗情報局

【Ａ業態店】【デリヘル店Ｔ】ともに二段階指名システムのハードルを越えなければならなかった女神様。その二段階目については、両店は異なった方法をとっていました。

前稿でご紹介した【Ａ業態店】に続き、本稿では【デリヘル店Ｔ】での指名受付について取り上げます。



【10】３桁の待機者リスト － デリヘル店Ｔ



（１）日時を特定しない『先行予約』


【Ａ業態店】が電話競争であったのに対して、【デリヘル店Ｔ】が競争ではなく、「待ち」であることは既に触れた。同店の会員になるとプレミアム嬢への『先行予約』が可能となる。具体的に、【デリヘル店Ｔ】では、電話で申込をして待機者リストに載せて貰い、あとはひたすら店からの電話を待つのである。

ここでいう『先行予約』は、【Ａ業態店】の「先行受付」とは異なる。前稿で述べたように、【Ａ業態店】の「先行受付」が、一般受付開始に先立って、具体的な日時の予約を「受け付ける」のに対して（ただし、同店は「先行受付」という用語を使っていた訳ではないが）、【デリヘル店Ｔ】の『先行予約』は日時を特定せずリストに登録され、女神様の出勤日が決まり、かつ申込客の順番が来てから、店からの連絡を受け日時を予約するのである。

このコラムの初回にも書いたように、女神様のＡ業態卒業は2014年９月であった。そして【デリヘル店Ｔ】入店は同月。私がその在京店を初めて利用したのは在籍３ヶ月目の11月初旬だった。９月から11月までは、上京の機会がなかったのである。

さらに【デリヘル店Ｔ】の九州店を利用したのも同じ11月の下旬。上の在京店の利用後、九州店ＨＰの告知により、女神様が当地にも来店することが分かったからだ。



（２）初めてのデリヘル利用


女神様の【デリヘル店Ｔ】入店まで、私は、そもそもヘルスを利用したことがなかった。

2013年夏の20数年ぶりの風俗への歴史的回帰以来の１年間、私はＡ業態は何度も利用していたし、その楽しさに十分満足しいたので、他の業態に関心をもつことは全くなかった。上京の機会が限られていることも、Ａ業態への集中に拍車をかけた。

そんな私が，未経験の業態に挑戦した理由は，ただひとつ。女神様が【デリヘル店Ｔ】に在籍したからである。出勤は少ないが，彼女を指名するためには同店を１回以上利用し、会員になっておかねばならないのは【Ａ業態店】と同様であり、いずれも既にお話ししてきたことだ。

思えば、私が再びＡ業態で遊ぶようになったのは、女神様のご降臨がきっかけである。そしてまた、１年後には女神様のデリヘル光臨が契機となって、この業態を利用するようになった。女神様が、私に新たな世界を啓示して下さったのだ。

だが、四半世紀前に利用経験があったＡ業態とは違って，デリヘルはまったく未知の世界。どのような業態なのかも，この風俗情報局の「風俗用語集」で勉強させて貰ったほどである。

この時、幸運だったのは、最初に電話した【デリヘル店Ｔ】在京店の対応が非常に良かったこと。電話での問い合わせは複数回に及んだが、初利用の不安を吹き飛ばしてくれるような丁寧で的確な情報提供だった。そして、フリーで派遣されてきたコンパニオンも良嬢だった。

これにより、私の同店に対する信頼が生まれたといってよい。だからこそ、それから２週間後に、女神様が【デリヘル店Ｔ】九州店にも出張出勤することを知った時、ためらいなくその店も利用することとなった。九州店ではスタッフの推薦を信用しての指名だったが、こちらもやはり良嬢を派遣してくれた。

この時の【デリヘル店Ｔ】在京店・九州店の詳細については、それぞれ2014年12月27日と2015年３月８日に風俗体験談を投稿済みなので、ご笑覧頂ければ幸甚である。

かくして、とにもかくにも【デリヘル店Ｔ】での女神様の指名権を確保できた私である。



（３）待機者が百数十名


しかし、それからが長かった（ということも、前稿で既に述べた）。

私は、在京店・九州店ともに利用直後の2014年11月に女神様の先行予約を申し込んだ。だが、なかなか連絡が来ない。在京店の担当氏の話では、「順番が来たら、必ず連絡します。その時、スケジュールが合わなくても、必ず案内させて頂けるようになるまで、ご連絡を続けます」ということであった。

それなのに、在京店からは、ついに今年６月の同店退店まで電話はなかった。（その理由については、後述する）。

女神様の在京店入店４ヶ月目の2014年12月に電話で問い合わせた時には、その段階で、待機客は確か３桁に上っているという答えであった。その全員に、果たして順番は回ってきたのだろうか。（諸条件が違うので、同列には論じられないが、これでは【Ａ業態店】で電話が繋がらなかったのも当然である）。

この在京店に比べれば、九州店は早かった。女神様の九州来店時に、実際に店からの電話があったのだ。

といっても、彼女の九州初来店は翌2015年８月。前年11月の先行予約申込から、すでに９ヶ月が経過。もう諦めかけていた頃の、漸くの電話連絡だった。その間、女神様には何度かＤＶＤイベントで逢っている。しかし、「なかなか順番が回ってこない」などと話題にするわけにもいかない。

（というより、箱の中以外で風俗の話をするような非礼はしない。ファン仲間とも話題にしない）。

女神様は結局、それからの約１年間（今年７月の卒業まで）で計４回、九州来店してくれている。そのすべてに私は入った訳ではない。だが、店からの連絡は毎回貰えた。

九州で毎回、連絡を貰えたのは、料金（次稿）の点からも、風俗客の層の厚さの点でも、首都圏に比べ需要が大きくなかったということか。

ちなみに、上に述べたように、私に在京店からの連絡が最後までなかったのは、九州店から案内するからということで、東京では対象外とされていたとも推測できる。店としても、いくら「順番が来たら、実際に案内出来るまでご連絡します」と説明した手前があるとはいえ、上京機会の読めない地方客とのスケジュール調整は大変であろう（ということを、実際に店側が考慮したかどうかは、想像の域を出ないが）。

それはともかく、【デリヘル店Ｔ】在京店や【Ａ業態店】など首都圏で入れず仕舞いの待機客も、九州店で先行予約していれば入れた可能性はあったわけだ。もっとも、よほどのファンでない限り、少し関心がある程度の風俗客は、そこまでは考えなかったであろう。単に、有名ＡＶ女優ということならば、【デリヘル店Ｔ】には他にも少なからぬ在籍があったからであり、それは現在でも同じである。

考えてみれば、私はそういう状況下で、女神様の【Ａ業態店】在籍時には、その逆（九州から東京への遠征）を実践したわけであったし、同店への九州客は私以外にもいたという。

それだけの価値が、女神様にはあったのだ。

とはいえ、風俗のために上京することが2013年夏の私にとってハードルが高かったことは、以前の稿で述べた通りである。その私を、現在のように変えるきっかけとなったのが、女神様と【Ａ業態店】に他ならない。



※ せっかく会員になり女神様の指名権を獲得しても、障壁となるのは本稿と前稿で述べた予約の取りにくさだけではありません。さらに大きな問題となるのが料金の高さでした。何といっても、プレミアム料金だったのです。次稿に続きます。

【11】プレミアム料金