女神昇天（４）（⑦ランカーを指名、⑧復活の日 － 四半世紀振り！ 風活への歴史的回帰） - moonlightの風俗コラム ｜口コミ風俗情報局

【７】ランカーを指名



（１）店舗ＨＰだけが情報源

急降下は「大幅にダウンする」ではなく「急降下爆撃」の方、ニュアンスは「一気に深くのめり込む」という事ですね？

そうコメントして下さったのは、ルーリー９nineさんだ。

その通りである。前稿で述べたように、友人からは「moonlightの急降下」といわれている。新たな出逢いに、急にのめり込む。それまで未知・無関心だった魅力に急に目覚め、一気に嵌ってしまう私の性格を笑評したものである。しかも、その嵌り方たるや、半端ではない。

今回も、目的は降臨した女神様に拝謁し恩寵を賜ることである。【Ａ業態店】で一度遊んで会員になるのは、そのための通過儀礼に過ぎない筈だ。ならば、その時のお相手は誰でもよいではないか。実際に、某匿名掲示板にこの手順を厭う書き込みが散見されたことは、繰り返し述べた通りである。

だが、こんな時、「誰でもよい」とならないのが私の困った性向である。せっかくＡ業態で遊ぶなら、良嬢を選び楽しみたい。そのためには、まずは情報収集に努めよう。

当時、口コミ風俗情報局の存在は知らなかった。

知っていたのは、某匿名掲示板の風俗スレと、【Ａ業態店】のＨＰだけである。

女神様降臨を知ったのは、前者によってであった。だが、周知のように、この匿名板は信頼できる情報の収集という点では疑問が残るし、情報の真贋を見極めるにはそれなりの技量を要する（私は力不足である）。そもそも同店スレに、それほど多くの書き込みがあったわけでもなかった。

となると、後者（同店ＨＰ）に頼るしかない。


（２）写メ日記を読む

その頃は知る由もなかったが、【Ａ業態店】は写真修正・年齢詐称なし、幽霊在籍・架空出勤なしがコンセプトで、客を欺かない信頼関係づくりを経営者は重視していた。プレイにおいては大衆店料金による高級店クラスのサービスの提供が基本であり、それは事後のアンケートでもチェックされる。これらは、隣接する姉妹店も同様であった。

ＨＰには、Ａ業界や、同店所在地である○○(地名。Ａ業態の店舗が集中している日本有数の地域)の入門知識・豆知識的な記事が現在でも継続的に掲載されており、初心者向け専門用語集や「間違えない遊び方」など、私のような入門者には役に立った。送迎案内も丁寧で、初来店でもアクセスに不安は生じまい。当時、頻繁に更新されていた経営者自らによる店長ブログも興味深かった。

この時の指名嬢の選択に当たり、私がＨＰで取りあえず着目したのは、ありきたりだが「お薦めの女の子」とランカー表示。そして写メ日記であった。

もちろん、前者を鵜呑みにはしない。むしろ後者（写メ日記）を読む方が中心で、その際の手がかりのひとつとして、お薦め情報を参考にしたに過ぎない。

後に翌年以降となると、この【Ａ業態店】と姉妹店を訪れる時に、私は「意識的」に写メ日記の更新状況と内容を新規嬢指名の第一の手がかりとして活用するようになった。

更新の頻度や内容（タイトル・話題・文体・表現、レイアウト、画像の選択・活用）を通して、嬢の性格・人柄、接客の姿勢・サービスのスタイル、そして私との相性がある程度までイメージできると思えるケースが、実際に多かったからだ。少なくとも同店では、その点で大きく判断を誤ることはなかった。（注１）

それと並行して、同店のスタッフからの情報や意見・進言をもとに指名の判断をすることも増えた。幾度か登楼するうちに、運転手氏や電話担当氏から信頼できる率直なアドバイスが聴けることが分かったからである。時には、人気嬢でもお薦めでないと、助言されることもあった。（注２）（注３）

ついでながら、同店と姉妹店以外の店・嬢を選ぶ時には、口コミ風俗情報局の信頼できるライター諸氏の投稿を参考にすることが多いのが、現在の私である。

そうした中でも、写メ日記重視の基本姿勢は今も変わらない。考えてみれば、意識こそしていなかったが、それが【Ａ業態店】初来店の当時からの私のスタイルなのだ。


◆

もちろん、どんな店であっても、必ず写メ日記から有用な情報が得られる訳ではない。その点、【Ａ業態店】の場合は、客を欺かないコンセプトを持っていたことが大きかったと思う。

同様に、写メ日記は継続的な講読によって初めて、豊かな情報を語り出してくれることにも注意せねばならない。店選び・嬢選びの間際になって急読・乱読しても、其処から有用な情報を読み取ることは難しい。

写メ画像については、写っていない部分が重要であるし、写っている部分についても、角度によって印象が変わることは、すでに多くの皆さんが実感しておられると思う。（プロフ画像同様、パネマジの見分け方も、皆さんは先刻ご承知であろう）。


（３）スーパー○姫に照準

７月の上京日程は決まっているので、それに合わせて在籍表・出勤表、そして写メ日記のチェックに私は勤（いそ）しむようになった。初めてだったので、後の私のようには、時間をかけ精読した訳ではないが、それでも、これは！と思える姫に候補を絞ることができた。

選んだのは、当時のランカーであり、【Ａ業態店】では「スーパー○姫」のひとりとされていたＡ嬢である。（注４）

彼女を選択した理由は、写メ日記の更新が頻繁（ほぼ毎日）であり、かつ内容的にも面白かったこと。文面から読み取れる性格はサバサバ系のお姉さん（当たっていた）なので、明るく、少々の失敗も気にせず100分を過ごすことができるのではないかと思ったこと。

20数年ぶりの復帰とはいえ、事実上、Ａ業態は初心者同然の私でも、Ａ嬢なら、ベテランの余裕でリードしてくれるであろうと直観したのだ。

写メ画像は口元を隠しているが、カラコンの入った大きな瞳が印象的で、「ヨーロッパ系ハーフのバタ臭い顔立ち」が想像され（これは外れた。実際は別タイプの美人であった）、期待も高まった。

写メ日記によると、Ａ嬢は直前に休暇を取り、巴里旅行をしていたという。画像もアップされていた。当地は私も何度か訪れたことがあるので、それを共通の話題にすれば会話に困ることはあるまいとも考えた。

（結果的に、巴里談義を交わす時間はあまり持てなかった。むしろ、この１年半後にプチ・オキニになる同店の新人嬢との方が、この話題で大いに盛り上がることになった）。


（４）四半世紀振りの予約電話

【Ａ業態店】では、会員なら１週間前（ＨＰ出勤表の表示上の制約があるので、実際には６営業日前）からの予約が可能であるが、新規客でも、メルマガ登録していれば３日前から受け付けて貰える。当然、登録して３日前の予約を目指す。

当初の予定では、上京２日目（仕事の翌日）が第１希望、初日を第２希望として、私は予約電話に臨んだ。東京に着いた当日に仕事を終えて、その夜にすぐ遊ぶのでは慌ただしいと思ったのだ。

風活から、30年近く遠ざかっての予約電話は緊張した。しかも、第１希望日は日曜日ということもあってか、残念ながら３日前の段階で完売。だが、無事に第２希望で予約が取れて一安心した。コースは当時、60分・80分・100分の３つがあったが、某匿名掲示板のように、安いコースでとはもちろん思わなかった。100分のスタンダード・コースで存分に楽しみたい。

メルマガ登録で初来店割引の筈だったが、その旨を申し出ると、当該ランカー嬢は割引対象外なので適用できないとの回答。そのような扱いもあることは、確かにＨＰに明記されていたが、電話するまでは気づかなかった。

ちなみに、３日後、同店に初登楼し、無事にプレイを終えた後、帰り際に割引クーポンを貰った。地元に戻ったあと確認してみると、こちらにも「本指名不可」の表示。ということは、今回のランカー嬢を、再度指名しようとしても、その際には使えないのである。

数日後、そのことを確認するために問い合わせの電話を【Ａ業態店】にかけたことが、その後、私に僥倖ともいうべき幸福をもたらすのだが、クーポンを手にした時は来るべき幸運を知る由もなかった。




（注１）もちろん、写メ日記の更新が少なくても良嬢はいる。また、更新熱心でも、若干、想像とタイプが違っていたケース（性格・ルックス）も一例だけながらあった。もっとも、後者の女の子の場合も、当人のキャラを彼女なりの魅力と捉えれば、十分楽しいプレイを満喫ことができた。

（注２）ここには、当初、写メ日記やスタッフ情報により指名に成功した【Ａ業態店】及び姉妹店の事例を注として挙げていた。しかし、通常の注の枠内に収めるには長文に過ぎるため、『女神昇天（４）補遺』（近日中に投稿予定）として、別稿で紹介させて頂く。そちらをご参照願えれば幸甚である。

（注３）本稿で紹介したようなベテランの幹部スタッフや、若手でも仕事熱心な従業員氏が運転手を務めてくれた場合、送迎車内の会話は楽しく、情報収集もここに記したように有用であった。但し、入店早々の新人ではこうはいかない。それに加え、現在は送迎方法とシフト･プランの変更により、他の顧客数名との乗り合いが常態になっているため、こうした機会に恵まれなくなってしまった。店にとっても、客にとっても残念なことだと思う。

（注４）「スーパー○姫」とは【Ａ業態店】固有の用語であり、①他県・他地域のＡ業態店でランカー経験、②同業態の聖地といわれる当該地域らしいサービスを安定的に提供、③特にＤＴ、あるいはＡ業態初経験で失敗したくない新規客にお薦め、の嬢をいう。特別料金は不要。①の条件がある以上、他県・他地域からの移籍組が原則だったが、一昨年からは内部昇格のスーパー○姫も育っている。




【８】復活の日 － 四半世紀振り！ 風活への歴史的回帰


（１）ホテルで入念なシャワー。初めての店に赴く

３日前に予約が完了すれば、その後、店から依頼されるのは、前日と当日１時間前の確認電話である。この時、送迎場所・時刻と当方の服装も確認される。上京初日の仕事を無事に終えて、一旦、常宿のホテルに戻り、シャワーで入念に旅と仕事の汗と汚れを落とす。

そして、地元で入手した九州名菓のお土産（初来店・初見の嬢に！）を携え、送迎ポイントの最寄り駅に向かう。送迎場所には定刻の５分前に到着したが、すでに送迎車が到着し待機していたのには安心した。

運転手氏は品が良く、言葉遣いも丁寧な中年の紳士。後日、明らかとなったが、幹部クラスのスタッフ氏が、その日は送・迎ともに担当してくれたのだ。

その送迎ポイントからの利用客は、私ひとりだった（この時期から、2015年のある時期までは、可能な限り、単独送迎に努めていたように思える）。

店舗への10分足らずの車内では、その幹部スタッフ氏と話が弾んだ。当該業界・当該店について訊き、これから入るＡ嬢の話題も出た。私から振った訳ではないが、運転手氏の談は、このランカー嬢を選んで良かったと思える内容だった。

店に近づく頃には、やはり女神様について訊きたくなる気持ちを抑えられない。運転手氏によれば、希望者が殺到しており、入ったお客さんからもすこぶる評判が良く、皆さん喜んで帰って行かれる･･とのこと。そしてまた、従業員氏たちにも丁寧で、挨拶を欠かさないとのこと。彼女ならそうだろうな、と思う。

そうそうしているうちに、店舗には予約時刻の15分ほど前に到着。待合室ではお茶とお絞りを出され、総額支払い、事前アンケート（プレイの希望）記入の後、トイレの案内があり（有り難い）、いよいよ指名嬢とのご対面である。おおむね定刻通り。それなりに事前調査をした上で選んだＡ嬢だけに、期待が高まる。（注５）


（２）スーパー○姫に逢う

現れたＡ嬢は、待合室の顔出しアルバムとほぼ同じで、写真修正なしの美人。ただし、ＨＰ上のプロフや写メ日記の画像（口隠し）から勝手に想像していた「あでやかな欧州系ハーフ美女」のイメージに比べると、ちょっぴり地味目の和風美人。

今の私なら、ほぼ「写真通り」と判定するところであるが、当日は、風俗初体験者なら感じるであろう想像と実物の（若干の）違いに、一瞬、戸惑いを憶え･･･

･･･る暇（いちま）もなく、Ａ嬢は「初めまして」と色っぽく笑いながら、貪りつくような「出逢って１秒」の熱いＤＫ。

いきなりの、ランカー嬢のペースである。

そのあとは、階上のプレイルームへの入室から終了まで、彼女にリードされるままに、行き届いたＡ業態サービスの濃厚プレイを満喫。めくるめく充実の100分間であった。20数年振りの風俗の、何と楽しいものであったことか。

前稿【５】で、「（本当のお目当てがＡＶ女優と分かっているから）やる気がない嬢が出て来た」という某匿名掲示板の吊り書き込みを紹介したが、とんでもない。私に関する限り、現実には、和風美人による極上サービスだったのだ。

「スーパー○姫」と呼ばれるこのランカー嬢が、私にとってＡ業態復帰後の「最初のお相手」であって本当に良かったと思う。Ａ嬢がプロの名に恥じない接客姿勢と業をみせてくれたからこそ、（そして店の対応も信頼に値するものだったからこそ）、私はその後、同店を再び訪ねるようになり、風活自体にも次第に傾斜して行くに至ったのである。

満足のプレイの後はＡ嬢に見送られて、待合室と兼用になった階下の上がり部屋へ。そこで事後アンケートを記入。前稿【６】の注２で触れたように、これはサービス内容をチェックするものであり、サービスの品質管理の一環として洩れなく実施されているのだ。もちろん、それは女神様の指名客にも同様に行われていた。


（３）女神様指名の権利を獲得

アンケートを書き終えると、次回来店時に使える割引クーポン券を貰い、送迎車で駅へと向かう。【７】でも書いたように、このクーポン券が、実は私の夢のような幸運を生むきっかけになるのだが、それはまた後の話である。

◆

車内では、再び運転手を務めてくれた幹部スタッフ氏と、店や女の子についてもっと詳しい話題。ＨＰによる情宣が新規客を呼ぶ誘蛾灯なら、箱の中のサービス自体や、復路の送迎車内での情報交換は、その客を定着させるための重要な必須事項だ。店にとっては、客からの情報収集も、マーケティング上重要だ。

この時すでに、お薦め嬢だけでなく、私の好みからみて推薦できないと思われる嬢についても運転手氏は率直に述べてくれた。「この店は信用できるのではないか」という気持ちが、さらに私の中で拡がっていく。

そうした中で、彼の「これで（○○さん指名の）権利ができましたね」という言葉が嬉しかった。そうだ、次に来る時には女神様に逢えるのだ。そういう期待が昂まっていく私であったが･･････。


（４）これからが大変

このようにして、女神様を指名するための第一関門を潜り抜けた私である。あぁ、天下第一関♪　風俗に縁がなかった私がＡ業態で遊ぶために上京すること自体、大袈裟ではなく一大事業であったといってよい。

だが、これで即、女神様に入れるようになるわけではない。

実は、それからが大変なのだ。現役の人気ＡＶ女優だから、希望者も多い。ここから厳しい指名争奪競争を勝ち抜かなければならなかったのである。



（注５）女神様降臨の当初には、送迎ポイント合流も店舗到着も、他の在籍嬢の時より30分以上も早めの時間設定となっていた。万一、突発的なキャンセルという事態が発生しても、迅速な措置で対応するためであろうか。【Ａ業態店】は女神様の勤務環境については細心の注意を払っていたと思われる。詳細には言及し得ないが、稿を改めて触れたい。





※ せっかく会員となり、指名権を獲得しながら、女神様に逢えないまま昇天の日を迎えたファンは少なくないと思われます。以下の次稿に続きます。

　【９】本格的な指名争奪戦（Ａ業態店）
　【10】３桁の待機者リスト（デリヘル店Ｔ）