タイトル | 3.11特別コラム② 真の男は人助けをして好感度を上げる |
---|---|
投稿者 | 名無しさん(ID:9358) |
投稿日 | 2016年03月10日 |
『3.11特別コラム② 真の男は人助けをして好感度を上げる』 東日本大震災が起きた当時、街のあちらこちらに募金箱が置かれていました。 何をもって復興として、何をするために何がどれくらい必要なのかさっぱり分からないまま、とりあえず募金した人も多いかと思います。 日本を代表する守銭奴の私も、募金しましたよ。 かさ張る1円とか5円とか。 100円だってたまに入れました。 し、信じてください!! コンビニで100円を募金して ちょっと良い気持ちになってデスクで仕事をしていると、フロアの奥の方からいつも面倒事を運んでくる上司がこちらに歩いてきました。 ちっ。あいつ来る途中で足の骨折れないかなぁ… 折れないかなぁ… 折れなかったか。 シコリアン「ぜひ私にやらせてください。なんでもやります!」 上司「ちょっと待て。聞いたところ、君は引っ越しのアルバイトをしたことがあるんだってな」 シコリアン「18とか19のとき、嗜む程度に」 上司「そうか。今度の地震のことで、うちの会社でも支援活動をすることになってね。シコリアン君がひまそうだから丁度いいって話になった」 シコリアン「はい! ヒマをもて余してます!」 上司「そうか。君ならできる。任せたよ!」 シコリアン「ありがとうございます!」 ちっ。あいつ帰る途中で足の骨折れないかなぁ… 折れないかなぁ… 残念。折れないか… そんなわけで、成り行きで震災の復興活動を少しだけやりました。 現地に行って何かをするわけではなく、東京で支援物資の運搬の補助みたいなことをやりました! 失礼。やらされました。 サラリーマンの希望である週末に、支援物資らしき家電の配送助手をしたり、素性の知れないボランティア団体の人々の仕事を手伝ったり。 こういう活動を命令でなく自発的にやってる人はえらいよ。世の中にはそんな人がいるんだから、恐い恐い。 あーぁ。なんで善人ぶって休日にこんなことしてんだろ。こたつで明太ポテトサラダ食べたい。 自分の意思でしていたわけではなかったので、全くモチベーションが上がりません。 ボランティア終わりに作業の疲れを癒そうと、 前回のコラムに登場した、ガールズバーで働く可愛くて優しいピカソちゃんに愚痴を話しに遊びに行きました。 すると 意外なことに話を聞いたピカソちゃんの好感度がぐいぐい上昇していきました! いつになく目がキラキラしています。 ゲーム脳の私には、ピカソちゃんの好感度が上がった効果音が聴こえます! (がんばっているシコリアンさん、好きだよ) 美少女ゲームだったらそんなセリフを言うときの 目をしてます。 まさか。これがボランティアの効果なのか? シコリアン「なぁ。ピカソちゃん、今日の俺はどんな感じだい?」 ピカソちゃん「いつもの何倍も輝いてるよ!」 シコリアン「人のために汗を流してがんばる俺ってどうだい?」 ピカソちゃん「かっこよくて胸が苦しくなる!」 シコリアン「ふふふ…」 ピカソちゃん「えへへへ」 普段は『人間のクズ』、『サボリーマン』の名を欲しいままにしているこの私が、良い人だと思われているのです。 ボランティア効果凄すぎます。 お店の女の子の好感度を上げる方法って ①お金をいっぱい払う ②超人的なトークをする ③遊ぶときに紳士的なスマートさを見せつける ④社会的なステータスを見せつける ⑤良い人だと思われる の大体5つがあるけど、⑤の万能性は特筆すべきものがあります。 ⑤の項目で好感度を上げると、客としてではなく『人間としての印象』が良くなるんです。 これは、女の子との関係を深める上でとても大事な要素ですよね。 ゲーム脳の私はそう思います。 それからはピカソちゃんにボランティア頑張ってるアピールをするために、土日の手伝いも真面目にやりました。男って単純だね。 そんな生活を2ヶ月近く過ごしました。 下心で2ヶ月無休で働くとか、男って単純だね。 季節が夏になったころ、 会社のデスクで仕事をしていると、フロアの奥の方からいつも厄介事を運んでくる上司がこちらに向かって歩いてきました。 ちっ。あいつ来る途中で足の骨折れないかなぁ。 折れないかなぁ… やっぱり折れないか。 シコリアン「最高でした! 人の力になれるって、こんなに素晴らしいことなんですね!」 上司「急だな。ボランティアの人たちが、シコリアンさんは目をキラキラさせながら働いてるって言っていたそうだ。よくがんばったな」 シコリアン「人として当然です」 上司「そうか。社内でも少しだけ君の評価が上がったと聞いたぞ。よかったな」 シコリアン「ありがとうございます。良い経験をさせていただきました」 上司「本業のほうも同じくらい頑張ってくれよ。期待してる」 去り行く上司の後ろ姿を見て思いました。 足の骨折れたらいいのに、と。 どれだけボランティアを頑張っても仕事の評価は上がらない。 しかしボランティアを頑張った分だけ女の子の印象が良くなる。 無償の労働と思われがちですが、人の印象を変える効果もあるんだから、ボランティアは必ずしも無償の労働とはいえないものなんです。 正しくアピールすれば、やった人には少しだけ見返りがあるんです。女の子の印象が良くなるという、どうしようもなく俗物っぼい見返りが。 でも。ボランティアをやってるやつが、でかい顔をして風俗とかの飲食店で暴れるって話もよく聞きます。 情けないね。 人のために働いたからって少しもえらくなんかないのに、自分がえらくなったような気になってふんぞり返るやつは。 ゴミ人間がお手伝いさせてもらってます! くらいの姿勢に、なんでなれないのかね。 そんなわけで。 ボランティアパワーで印象が良くなったおかげでピカソちゃんとは美術館デートに行けました。 ピカソちゃん「だって、シコリアンさんなら絶対変なことはしないだろうし!」 って言ってましたが、 上司の骨折れたのにって考えるようなダメ人間なので、美術館を見学しながら、ピカソちゃんとしっかりエロい約束を交わしました。 ほんと、ボランティアするやつにろくな人間はいませんね。 以上、 ボランティアをしてお店の女の子のイメージを上げるという、男らしいコラムでした。 | |
この風俗コラムへの応援コメント(8件中、最新3件)